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どうもこんばんは。
一昨日の夜まで、オーストラリアにいました。 昨日の夕方に家に着き、今朝ハイテンションで出勤したら、部内は緊急案件で切迫していたので、急いで浮かれポンチオーラを消しました。 来月は、サッカーファンにとって4年に1度のお楽しみ、W杯が開幕するというのに、表ブログが墓場状態なのが心苦しいです。 とはいいつつ、オーストラリアから帰ったばかりなので、またこちらの旅日記ばかりが続いてしまいそうです。 いつも覗いてくださる皆様、ありがとうございます。もしもよろしければ、オーストラリア編もお付き合いくださいませ。 私はサッカーファンということもあり、海外に行くと訪れた国のサッカー事情について調査(?)するのが楽しみの1つなのですが、直近で訪れたチェコ、オーストラリアに関しては、あまり調査できませんでした。 チェコでは、チェコの国内リーグのクラブである、スパルタプラハのクラブハウスへ行ってみるつもりだったのですが、スパルタプラハのクラブハウスは、プラハの中心から少し離れたところにあり、そこまで行く時間が取れなかったために断念しました。 街角には、少ないながらもサッカーのユニフォームを売っているお店がありました。ユニフォームのほとんどはチェコ代表のもので、背番号はロシツキのものが一番多く見かけました。 チェコの人々は、その歴史の中で幾度となく他民族に支配され、自国の文化をないがしろにされてきたことから、言語(チェコ語)を含めたチェコ人としてのアイデンティティを強く持っているのだそうです。チェコにたくさんの絵本やマリオネット劇場があるのも、絵本やマリオネットの上演を通じて子供たちにチェコ語を伝え、チェコ語を絶やさないようにするためだったのだそうです。 そのような話を聞いてから、チェコ代表のサッカーを思い浮かべると、まるで他民族による侵略から自国を守ろうとするかのような、誇り高き戦う集団であるように見えてきます。 チェコ代表は、残念ながら今年のW杯には出場できませんが、2年後のEURO、4年後のW杯で、その民族の誇りを感じるサッカーを見せてくれることを期待したいです。 チェコ代表とは反対に、オーストラリア代表は今年のW杯への出場を決めていますが、オーストラリア国民の関心は低そうです。バーやパブのモニターで緑の芝生が映っていると、それは必ず、サッカーではなくラグビーの試合。スポーツニュースのインタービューに答えているのも、サッカー選手ではなくラグビー選手。オーストラリアにはサッカーの国内リーグがあるにもかかわらず、試合結果すら放送されないという、サッカーに対しては、W杯出場国とは思えないくらいの冷遇っぷりです。ちなみに、スポーツ用品店らしきところでも、サッカーのユニフォームを見かけることはありませんでした。 オーストラリアでは、調査する時間はあったのですが、サッカーがあまりにマイナースポーツだったため、ネタが見つからなかったのです。 もともと、イギリスをルーツにもつ上、さまざまな国からの移民を受け入れてきた多民族国家であるオーストラリアなら、サッカーの潜在能力は高いはず!?もっと国民のバックアップがあれば、W杯で上位を狙えるのではと思いますよ。 ちなみにオーストラリアには、先述のチェコからの移民も多いそうです。 イギリス人の身体能力にチェコ人の奥ゆかしい繊細さが加われば、かなり面白いサッカーが見られそうだと思うのですが、オーストラリアの民族のミクスチャーがそこまで進むには、あと何年かかるのでしょうね。 街の公園を散歩していたときに、プレーしている人は居ないものの、サッカーコートとゴールはみかけたので、そのコートでサッカーをする子供たちの姿が増えれば、オーストラリアサッカーの進化のスピードは早まりそうです。 チェコもオーストラリアも、サッカーにおける世界の舞台では決して注目度が高いとはいえないかもしれませんが、それぞれの国の歴史や文化に照らしてサッカーを見てみると、メジャーなサッカー大国にも引けをとらないほど、興味深くなるかもしれませんね。 #
by kobo_natsu_105
| 2010-05-06 23:41
| 気になること
最終日は雨音で目が覚めた。この日泊まったホテルは、天井に窓がついていたため、ベッドから雨が窓を打ち付けているのが見えた。プラハが私との別れをおしんでいるのだろうかと、至極勝手な妄想をしながら朝食を済ませた。このホテルは、街中にあるせいか、私以外はビジネスマンらしき人ばかりだった。
時計をみると8時だった。飛行機がでるのが13時35分、空港には11時30分までにつかなくてはならないので、プラハの街にいられるのもあと2時間半弱となった。 昨日に引き続き、スーパーでお土産を買い、ホテルの部屋で荷造りをした。その後、ホテルのフロントで空港へ行くバスについて尋ねたところ、ここではタクシーについてしか案内できない、とつれない返事が返ってきた。仕方ないので、ホテルから歩いて5分ほどの空港バス乗り場まで行き、確認することにした。 バス乗り場に行くと、ちょうど日本人らしき老婦人とその息子さんらしき男性がいた。 すいません、日本の方ですか? 3日ぶりに日本語を話した。 はい、そうですよ。 ちょっとお尋ねしたいんですけど、空港バスって、予約が必要なんですかね? 要らないと思いますよ。私たちも予約してないですし。 そうなんですね~ありがとうございます。 プラハの街並みがよく似合う、素敵な親子だった。洗練された装いと、柔らかな物腰に、話していてほっとした。 私はそのまま、歩いて旧市街広場に向かった。最後に旧市街広場の横に広がる、ユダヤ人地区に行くためだ。 このユダヤ人地区は、昔はユダヤ人を囲い込むためのゲットーとなっていた場所で、ゲットーが廃止されるまでは、荒廃した不衛生な街だったそうだ。ユダヤ人地区を訪れたかったのは、なんとなく、このプラハの街の陽の部分ばかりでなく、陰の部分も見ておいた方が良いのではないかと思ったからだ。 私が旧市街広場に着くと、雨が止んだ。 ユダヤ人地区に行く前に、もう一度プラハ城を見ておきたいと思い、カレル橋へ向かった。まだ観光客は一人もいないので、初日よりもよく見えた。 左に映る十字架は、この十字架の向かいにあった処刑場で刑死した人の霊を慰めるために建てられたそうだ。 プラハ城を見納め、地図を見ながらユダヤ人街に向かう。 ユダヤ人街に足を踏み入れると、なんとなく街全体が重苦しくみえた。石畳や建物に、ここで生活していた人々の苦悩が刻まれているように感じた。 マイゼルシナゴーグ これは、シナゴーグという、ユダヤ教の礼拝堂だ。 ユニークな形とは裏腹に、なんとなく悲壮感が漂う。 旧新シナゴーグ 朝で人がいないせいか、入ってはいけない場所に入ってしまったようなばつの悪さを感じた。 それでも目的は達成できたので、ホテルに戻ることにした。 ホテルに戻る途中にある、興味のあるものを直感で写真に収める。 これらは、それぞれその家の家業や紋章をあらわしているらしい。 金の蛇の紋章のある建物は、プラハで最古のカフェとされる建物である。 金の魚は、プラハの名産であるマスのように見えるので、川魚屋であったのだろうか。 ホテルに戻り、チェックアウトを済ませ、空港バス乗り場へ向かった。 運転手さんからチケットを買い、荷物を詰めてバスに乗り込む。 私のほかには、ロシア人らしき1組の夫婦だけだった。 二人とも推定180cm以上と長身で、体格が良かった。ダークグレーのコートを羽織り、夫婦そろってタバコをふかす様は、まるでKGB(旧ソ連情報機関)のようだった。 飛行機に乗れば、すぐにランチが出てくるので、空港では最後のチェコビールを飲んだ。 市内と違い、約8倍ほどの値段を取られたが、私は満足だった。 さよなら、プラハ。 チェコの旅日記は、これで最後になります。 長い旅日記にお付き合いいただいたみなさま、本当にありがとうございました。 #
by kobo_natsu_105
| 2010-03-24 20:32
| 旅日記
今日はいよいよプラハに戻る。旅行も明日で最終日だ。
出発の時間までまだ余裕があるので、街に出た。最後にこの街の景色を目に焼き付けておくためだ。一昨日から何度も同じ場所を巡っているだけなのだが、何度歩いても飽きない魅力がある。この日はチェコの独立記念日で、祝日だった。祝日に、国旗を掲げるのは、どこの国でも同じらしい。 またお城に行き、昨日人がたくさんいて近づけなかった絶景スポットに行った。今日は誰もいなかったので、ゆっくり見ることができた。 今日は天気がいいので、写真もきれいに撮れる。 街中を隈無く歩いていると、街の入り口近くに『絶景スポット』と書かれた公園を見つけた。 入ってみると…。 なるほど。絶景だ。 最後に絶景が堪能できて良かった。 ホテルに戻ってチェックアウトを済ませ、荷物を持って、最後に行きたかったレストランに向かう。 レストランの入り口らしき階段を下り、中をのぞいたが、誰もいない。 祝日だから休みなのかなぁ。 諦めようかと思ったが、最後にどうしてもこのお店に行きたかったので、併設されているホテルのフロントに聞いてみることにした。 私が大きな荷物を持っていたので、宿泊するのか尋ねられた。私は下の階のレストランに行きたいので開いているかと聞いてみた。レストランは開いているわよと、フロントおばさんは笑顔で答えてくれた。さらに、階段を降りるのが大変だろうから、荷物も預かるわよと、言ってくれた。私は満面の笑みでお礼を言い、階段を降りてレストランに入った。 このレストランはヴルタヴァ川の川岸にあり、川岸を望むテラス席もあった。建物も川岸に沿って段々畑のようになっていて、とてもかわいらしい。段々になった窓には、洗濯物が干してあった。 川岸のテラス席も捨てがたかったが、少し寒かったので、中に入った。 すいませーん!(もちろん英語。)と声をかけると、中からウエイトレスのお姉さんが出てきた。 メニューを渡され、いつものようにビールと、チェコの定番料理であるフランボラーク(ポテトパンケーキ)を頼む。本当はもう一品頼みたいところだったが、今朝もホテルの朝食を食べ過ぎたため 、軽めにしておいた。 少し毒を感じる絶妙なインテリア。 武器とカラスの剥製って、普通に考えると不気味なんだけど、ここではこの空間にフィットしていてかっこいい。 フランボラークは、ジャガイモのチヂミのようなもので、塩コショウだけのシンプルな味にビールが進む。 チェスキークルムロフでの最後の食事を終え、お店の人とフロントの人にお礼を言って、バスターミナルへ向かった。 無事にバスに乗り込み、プラハへ向かう。着いたら荷物をおいて、お土産を買いに行かなくてはなぁと、あれやこれや考えているうちに、プラハに着いてしまった。どこに行くのもそうだが、行きはなかなか着かないと感じるが、帰りは早い。 地下鉄を乗り継いで、泊まるホテルの最寄り駅に着いた。地下鉄とトラムを乗りこなせるようになり、すっかりプラハっ子を気取っていた。今日は独立記念日だから、共和国広場でイベントをやっていないかな、花火とか上がっちゃったりして、と今夜の予定に思いを巡らせながら、駅の入り口で地図を広げていると、おじいさんに声をかけられた。 君はどこへ行きたいんだい?案内してあげるよ。 知らない人に声をかけられても、ついて行ってはいけないというのは、海外に限らず日本にいても鉄則だと思うが、おじいさんの勢いに押されてホテルまで案内してもらうことにした。 私の降りた共和国広場駅は、すぐ近くにプラハマサリク駅という鉄道の駅がある。 この駅の中を通ると近道だよ、とおじいさんは駅の扉を押して中に入れてくれた。この駅は、国内線の駅なんじゃよ(和訳するとこんな感じ?)と説明しながら駅の中を横切った。先日ドイツのドレスデンに行ったときに使ったホレショヴィツェ駅よりも大きくて趣があった。ずらりと並ぶ線路、止まっている列車の周りで行きかう人々。昔映画で見たような、ヨーロッパの鉄道駅の風景そのものだった。もう少し時間に余裕があれば、チェコ国内を鉄道で巡るのもよかったなぁと思った。 ホテルの看板が見えてきたので、おじいさんに、 ここまでくればもう大丈夫、ありがとう。 とお礼というと、おじいさんは、 そうかい、じゃあ、良い旅を! と、笑顔で手を振りながら反対方向へ歩いていった。 おじいさんに送ってもらったおかげで、思いのほか早くホテルに着いた。ここから明日の午前中までは、時間との勝負。お土産を買い集め、見逃した場所を見に行かなくては。 部屋に荷物を置き、チェスキークルムロフに行く前に行ったお土産屋さんに、買ったものを受け取りに行く。その後、その他のお土産を買いに、お土産屋さんをはしごした。 同じものでも、お店によって値段が違うので、ちゃんとチェックする。マトリョーシカといえばロシアだが、なぜかプラハにもマトリョーシカはたくさん売っている。 ロシアのマトリョーシカ プラハのマトリョーシカ 値段もいろいろで、絵柄やつくりが雑なものは安いし、大きいものや絵柄が繊細なものは日本円で1つ1万円以上するものもあった。私は、日本円で1500円ほどの小さなものを2つ買った。2つともお土産用だ。 そのほかにもマグネットや天然素材で出来た石鹸、スーパーでお菓子や食材なども買った。一通り買い物を済ませ、共和国広場へとやってきた。辺りはすっかり真っ暗だ。独立記念日のイベントでもやっているのかと期待していたが、残念ながら何もやってなかった。広場やメインストリートでは、相変わらずテンションの高いドイツ語が飛び交う。観光客の中で一番元気なのは、どこへ行ってもドイツ人だ。 そろそろお腹も空いたし、ご飯を食べようとお店をのぞくが、祝日のせいか、なかなか開いているお店がない。開いているのはファーストフードやイタリアンばかりで、ポスホダやチェコ料理おお店は見つからなかった。 プラハで過ごす最後の夜なのに、チェコ料理が食べられないなんて…とがっくりしたが、ようやくチェコ料理らしきレストランを見つけた。しかしながら、値段が少々高いことや、お店の名前が「マリア・テレジア」(チェコなのにオーストリアの女王の名前って!?)だったことから、全く期待せずに入った。 入口のクロークでコートを預ける。クロークがあるほど高級なお店なんて。ジーンズにスニーカーで来るなんて場違いだったかなぁと気が引けてきた。 席に座ると、ウエイターさんが、あなたは中国人ですか?とたずねてきた。私は日本人よ、というと、日本語のメニューを持ってきてくれた。 ああ、やっぱりはずれかなぁ。 私の経験上、日本語のメニューがおいてあるお店がおいしかったためしがない。日本語のメニューがあるということは、それだけ日本人観光客がたくさんくることを意味し、観光客を表面的に満足させるだけの、高くてまずい料理を出すことが多いからだ。 とりあえず、この旅でまだ食べていないチェコ料理である蒸し豚と、いつものようにビールを頼んだ。作り笑顔でオーダーした後、テンションは急降下した。 ビールはもちろん美味しい。さて、蒸し豚はどうだろう、と一口食べてみると…。 これがうまい! バターとたまねぎのやさしい味がする。毎日食べ過ぎて疲れた胃にちょうど良かった。もちろん、ビールとの相性もいい。付け合せにキャベツの酢漬けがついていた。 ビールがなくなったので、さらにモラヴィアワインも追加した。 料理1品とビール1杯、ワイン1杯でサービス料10%込みで3000円ほどだった。 レストランからホテルまで15分ほど歩いて帰った。途中コンビニのようなお店に立ち寄り、またビールを買った。プラハにいるうちに、このおいしいビールをできるだけ飲んでおこうと思ったのだ。 ドイツ語のバラエティ番組をつけながら、明日の計画を練る。ドイツ語なのでもちろんわからないが、芸人らしき人たちが体をはって笑いをとっていたので、画面を見てるだけで楽しめた。 明日は11時前にはホテルをでなくてはならない。 それまでに、どこを見に行けるかなぁと考えながら眠りについた。 #
by kobo_natsu_105
| 2010-03-14 20:36
| 旅日記
チェスキークルムロフ城を出て、地ビール工場のビアホールに向かいながら街を散策した。
チェコには各都市に地ビールがあり、チェスキークルムロフには、エッゲンベルクという地ビールがある。エッゲンベルクとは、昔チェスキークルムロフを治めていた一族の名前だ。 ちなみに、プラハの地ビールはスタプロラメンという。 チェスキークルムロフの近所には、チェスキーブディヨヴィッツェという、ビール好きのメッカがある。ここの地ビールであるブドワイザーブドバルは、あのアメリカのバドワイザーが、ここのビールの美味しさにあやかって、同じ名前を付けたほどの逸品である。無断で名前を使ってしまったため、後にアメリカのバドワイザーは、このブドバルから訴訟を提起されたそうだ。日本のデパートの酒屋さんでよく売られているのも、このブドバルと、同じくチェスキーブディヨヴィッツェの地ビールであるピルスナーウルケルである。 しかし、私が一番気に入ったビールは、カンブリヌスというこれまたチェスキーブディヨヴィッツェの地ビールだった。もちろん、出来たてのエッゲンベルクを除いてだが。 日本でラッパのマークといえば正露丸だが(?)、チェコではラッパのマークは郵便局だ。 郵便局 街の北側の門であるブディヨヴィッツェ門 あら。行き止まり。 毎度のことながら、蛇行する不規則な道に迷いながら、ビアホールにたどり着いた。 ビアホールに入ると、お客さんは一組しか居なかった。 テレビでは、プレミアリーグの試合の再放送がやっていた。 席に着き、とりあえずピルスナービールと牛肉のグラーシュ(煮込み)を頼む。 これも、チェコでは定番の料理だ。 出来立てのビールは本当に美味しくて、余りの美味しさに一気に半分を飲み干してしまった。 ビール工場のビールは、こんなにも違うものかと感心した。なんというか、灰汁のような雑味がまったくないのだ。このあとダークビールも頼んだのは言うまでもない。 グラーシュは1人で食べるのにはかなりのボリュームだったが、肉がほろほろと崩れるほどやわらかく、たまねぎの甘みがやさしい上品な味だったので、完食してしまった。ブイヨンを凝縮したような味とでも言おうか。丸いものはフライドポテト、その隣のパンのようなものは、クネドリーキという味のない蒸しパンだ。クネドリーキはチェコのソウルフードらしいが、ガイドブックなどで見たときは、味のない蒸しパンがそんなに美味しいものなのか、と甚だ疑問だった。しかし、このグラーシュの付け合せとして食べたときに、ソウルフードと言われている理由が分かったような気がした。 この味のない蒸しパンは、グラーシュのスープを最後まで味わうのに最適なのだ。まるでスポンジのようなこのクネドリーキは、スープをよく吸い込む上、スープの味を邪魔しない。 チェコは真冬になると気温が氷点下になるため、おそらくこのようなスープ料理で体を温めるのではないかと思うが、スープを美味しく食べるためにはクネドリーキがうってつけなのだ。クネドリーキは、寒さ厳しいチェコの冬の食卓には欠かせないものなのだろう。 朝食に引き続き、またもや胃が苦しくなった。しかも、今回のグラーシュはかなり重く、相当体を動かさないと胃から出て行ってくれなさそうだった。 ビアホールを出て、明日プラハへ戻るためのバスのチケットを買いに、バス乗り場へ行った。 窓口のおばさんに尋ねると、チケットは街のインフォメーションで買うように言われた。 とりあえず、時刻表だけ携帯で撮影しておいた。 インフォメーションは、ホテルの近くにあるので、ホテルに向かって引き返した。 インフォメーションの窓口で、11時発のチケットを買おうとしたら、あいにく満席だった。 仕方ないので、その次の12時45分発のチケットを買った。 しかも、到着するターミナルが、来るときに乗ったフローレンスではなく、ロズティリィという、フローレンスまで地下鉄で15分ほどかかるターミナルだった。せっかくフローレンスの近くのホテルを取ったのに意味なかったなぁとがっくりしたが、仕方ない。 財布からクレジットカードを取り出すと、窓口のお姉さんから「素敵な財布ね。」と言われた。普段使っている財布は紫のクロコダイルスキンなのだが、外貨用の財布は、以前普段使いにしていたツモリチサトの緑のライオン柄のものにしている。ライオンのたてがみがファーになっているかなりのお気に入りなのだが、日本ではあまりこの魅力が分かってもらえなかったのでうれしかった。 私はお礼を言って、チケットとクレジットカードを受け取り、インフォメーションを後にした。 日が高いうちにお土産を買おうと、お土産屋さんを覗いた。自然素材で出来た石鹸やハンドクラフトのおもちゃ、手書きのマグネットなど、素朴でかわいらしいものがたくさんある。これらは、プラハでも買えるので、ここで買ったほうがよさそうなものだけを買った。 ハンドクラフトの木で出来た犬のおもちゃは、最近子供が生まれた友達に。犬の顔が、プラハで売っているものよりも可愛かったのだ。 何気なく、アクセサリー屋さんを覗いてみた。私は金属アレルギーがあるので、ほとんどアクセサリーをつけないのだが、たまには母に買っていってあげようと思ったのだ。チェコはガーネットがたくさん取れるそうで、売っているものの9割はガーネットのアクセサリーだった。 何軒か覗き、値段とデザインが気に入るものを見つけた。どこへ行ってもそうだと思うが、デザインが良いと思うものは決まって高い。ダメもとで値下げ交渉をしたら、2000円ほど安くなった。もっと安くならないか、ともう一押ししたら、現金で払うならもっと安くするといわれた。しかし、私は、全額を支払えるほど手持ちの現金をもち合わせてなかった。換金するよりもカード払いのほうがレートが良いため、海外にいるときはあまり現金を持ち歩かないのだ。 まぁ、2000円下がったからいいかと思い、粒の大きいガーネットのネックレスを買った。 後で調べたら、日本で同じ粒のものを買うと3倍くらいはするそうなので、かなりお買い得だった。 お店を後にして、荷物を置きにホテルに戻った。このとき確か17時くらいだったと思うが、その後知らぬ間にベッドで眠ってしまったようで、気がついたら時計は22時を指していた。 チェスキークルムロフで過ごす最後の夜なので、せっかくだから街に出てみた。 夜の広場も素敵だ。 昼に食べたグラーシュがまだ胃の中に残っていたので、ホテルの裏手にあるバーに行った。 中に入ると、席の半分くらいが埋まっていて、そのほとんどがドイツ人らしかった。 席に座り、とりあえずビールを頼む。 チェコに居ても、条件反射的に最初にビールを頼んでしまう自分がちょっと悲しい。 お店のフロアは、金髪のかわいいお姉さんが1人で切り盛りしていた。このお姉さんがいろいろと話しかけてくれたので、1人で飲んでいてもさびしくなかった。 ビールがなくなったので、今度はスパークリングワインを頼んだ。 スパークリングワインを頼んだ直後に、10人くらいのドイツ人のグループが入ってきた。 たちまちお店は満席になり、お姉さんは団体客の対応で忙殺されていた。 ごめんなさい、あなたの飲み物がまだよね?と言われたが、私は大丈夫だからあっちのお客さんを優先して、と言った。 ドイツ人は豪快でお酒に強い。手をたたいて談笑しながら、水のようにビールを飲み干す。 お姉さんがあまりにも忙しなくカウンターと団体客の間を往復してたので、私もお手伝いしようかと思うほどだった。 明日はプラハへ戻る。名残惜しいなぁ。 時計を見ると、12時を回っていた。知らぬ間に日付が変わっていた。 おっと、油断してしまった。 いくら慣れてきたからといって、1人で夜中に出歩いてはだめだよなぁ。 私はお金を払い、お姉さんにお礼を言ってホテルに戻った。 #
by kobo_natsu_105
| 2010-02-20 21:45
| 旅日記
今日も早起きをして、チェスキークルムロフ城の城内ツアーに参加する。
ホテルの朝食があまりに美味しくて食べ過ぎてしまい、胃もたれがした・・。にしんの酢漬けでザワークラウトを巻いたものやたくさんのハム、チーズを食べていると、朝からワインが欲しくなる。 朝食が済んだところで、お城へ出かけた。ホテルからお城までは、歩いて5分ほどで行ける。途中の道には、カフェやお土産もの屋さんはもちろん、石鹸やハンドメイドのおもちゃを売る雑貨屋さんやドラッグストア、小さなスーパーなどがある。 お城の入口 赤い門 入口を入ると、塔が見える。 城の庭 10時のツアーのチケットを買い、しばし周辺を散策をする。 お城のお堀で飼われているクマさん。 眺めのいいスポットは、たいがい他の人に占領されていて、なかなか近づけない。それでも写真を撮ったり、景色を見たり、いろいろ楽しめた。 城の中庭。ここがガイドツアーの集合場所だった。壁のレンガのように見えるものは、全て手書きの絵で、ルネサンス時代のだまし絵なのだそうだ。ちなみに、何度も登場している城の塔の壁もだまし絵である。 10時にガイドツアーが始まり、10人ほどで城の中を巡る。ガイドは英語だったので不安だったが、意外と理解できて楽しめた。城の中は撮影禁止だったので写真は取れなかった。黄金の馬車や、壁にだまし絵の描かれた仮面舞踏会のダンスホールなど、貴重な文化財を見る事ができた。 1時間ほどでツアーは終わり、今度は城の塔に登ることにした。 塔の入り口 塔の窓 長い階段を上った先には、こんな景色が待っていてくれた。 なんて美しいのだろう…。 私は、この景色を忘れないだろう。 城の塔には私1人。この景色を独り占めしていた。 城の塔からの景色を見た興奮冷めやらぬ中、今度は城の地下室へ。 ここは昔ヴァーツラフ4世というチェコの王様の牢獄として使われていたことから、「ヴァーツラフの地下室」と呼ばれている。 入口は地下室っぽいが。 中は、ハンガリーなどの東欧諸国の芸術家の現代アートのギャラリーになっていた。 くつろげない晩餐会? 痛そうな魔法のランプ? 地下室と現代アートが織り成す、不思議な空間であったが、居心地は良かった。 かつて閉じ込められていたヴァーツラフ4世も、こんな不思議なモノたちに囲まれていたら、たぶん自らの境遇を嘆いたり、退屈することはなかっただろうなぁと思った。 しばらく胃の中を占領していた朝ごはんが、消化されて胃に余裕が出来てきたので、城を出てランチをすることにした。 つづく #
by kobo_natsu_105
| 2010-02-13 13:25
| 旅日記
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