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ブラジルでは、その日お店にあるものが、明日も同じように置いてあるとは限らない。
売り切れたが最後、次はいつ入荷するのかわからないのだ。 すぐに来るときもあれば、半年以上来ない時もある。 しかもそれは、売れ筋だからとか、あまり売れないからとか、そういう根拠は全くない。 気質のみならず、物流までもがきまぐれなのだ。 だから、欲しいものが見つかったら、すぐに買いなさいと伯母さんから常々言われていた。 伯母さんは、お気に入りのチーズの入荷待ちに悩まされ続けていたからだ。 しかも、入荷している時には買い占めてしまうため、また入荷待ち、と言う悪循環を繰り返していた。 しかし、これが誠に、考えるよりも先に体が動く伯母らしくて可笑しかった。 私がもっとも興味をひかれたのは、ブラジルの民芸品だ。 ゴムの木からつくったピラルクの置物や、ジャングルのラワン材から作られた卵型のピンク色の小物入れ、さらにはカーニバルの時に使うラインストーンのついたピン留めなど、他の人からみたらどれもガラクタにしか見えないものばかりだった。 しかし、ラワン材の小物入れのピンク色は、天然の木の持つ色であり、カーニバルの衣装のピン止めは、実際に踊り子さんが身に付けているものと同じだ。 これらのガラクタは、ブラジルでしか手に入らない、きわめてブラジルらしいものなのだ。 ある日、私はルシアナと一緒に買い物に出た。 以前訪れたときに、売っていなかったお目当ての民芸品を買うためだ。 ルシアナの家事仕事が一段落ついたお昼頃、私たちはバスに乗っておみやげ物屋が並ぶベレンのメインストリートへ出かけた。 お腹が空いていた私たちは、屋台で山椒のような風味の葉っぱと小エビの入った黄色いスープを飲んでから、民芸品を見て回った。 言葉は不自由でも、何となくお互いに言いたいことはわかっていたので、商品を手に取りながら、二人でふざけあい、笑っていた。 お店を何軒か覗いているうちに、フレグランスのお店に行き着いた。ここでは、普通の香水はもちろん、香りを付けたワラの様なもの(洋服ダンスに入れて洋服に香りを染みこませるもの)から、石けんにいたるまで、ありとあらゆる香りグッズが並んでいた。 ルシアナは、香水が好きらしく、熱心に見ていた。 その中から選んだ1つを、私に嗅がせてくれた。それはバラとはちみつを混ぜたような香りだった。 当時、香水に余り興味がなかった私でも、惹かれるような甘くて良い香りだった。 ルシアナは、その香水がとても気に入っていたようなので、買い物に付き合ってくれたお礼にプレゼントすることにした。 その後、私たちはレストランで遅いお昼ご飯を食べた。 そのレストランは、好きな料理をバイキング形式でお皿によそい、重さに応じてお金を払うというスタイルで、当時のベレンではメジャーなスタイルのレストランだった。 私たちは、それぞれ別のものをとり、二人で分け合って食べた。これはおいしいとか、これは不味いとか、いろいろ言い合いながら、食べた。 その時、ルシアナはふと、悲しげな顔で語り始めた。自分は雇い主である伯父さんや伯母さんから、嫌われているのではないかというのだ。 確かに、伯父さんや伯母さんはルシアナに対して少し冷たかった。 しかし、これは好き嫌いではなく、伯父さん達が日本に帰国してルシアナが別の家で働くことになった場合に、苦労しないようにという配慮の下でのことだった。 ブラジル人家庭では、雇い主とお手伝いさんは明確に主従がつけられる。 雇い主の奥さんは、時間いっぱいにお手伝いさんを働かせるのだという。 しかし、日本人は、もともとお手伝いさんを雇うことになれていないため、それほど厳しくすることはない。すると、次にブラジル人家庭で働くことになったときに、役に立たないとしてすぐに解雇されてしまうことが少なくないのだという。 そのため、伯母さんは、ルシアナが後々ブラジル人家庭でもやっていけるようにと、あまり情を移さないようにしていたのだ。 言葉の不自由な私が、これを説明できるはずもなく、私はひたすら、「そんなことはない、みんなルシアナのこと、大好きだよ、大事に思っているよ。」と繰り返すしかなかった。 少し重い空気のままお店を後にし、バスに乗って家に帰った。 家に帰る途中、バスは教会の前を通る。 その教会に祀られている聖母マリア様は、この町の守護神なのだ。 この教会の前を通りかかると、ルシアナは必ず十字を切る。 ルシアナを含め、この国に住む人々は、皆神と供にあるのだということを実感した。 家に帰ると、ルシアナはいつもの陽気なルシアナに戻っていた。 帰ってから私たちは、買ってきた物を並べながら、また、いつものように片言のポルトガル語と筆談で語らった。
by kobo_natsu_105
| 2005-11-28 16:16
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