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先日、この彼の母親のお墓参りにいった。故人の強い希望により、ご先祖様のお墓には入らず、彼が母親だけのお墓を建てたのだという。
青く霞む湖を見下ろす場所にあるその墓標の空気は、ひんやりと澄んでいた。 菊が嫌いって言っていたから、いつも百合とバラを持っていくんだ、と車の中で彼は話してくれた。バラはトゲがあるから、お墓に供えるのはよくないらしいんだけどね、と付け加えた。 お母さんのための百合とバラ、そしてご先祖様にあげるための菊の花束を取り出そうとすると、菊の花が一輪ふわりと落ちた。ちょうど花の部分だけ、茎が折れてしまっていたのだ。 菊はお気に召さないようね。 お気に召さないね。 バケツに水を汲み、二人で墓石を拭いた。 月に一度は彼が手入れのために訪れているため、それほど汚れてはいなかった。 花を生け、線香を手向け、最後に彼が煙草に火を点け、灰皿に備えた。 故人は煙草をたしなむ方だったようだが、彼は煙草を吸わない。タバコをくわえ、火を点け、煙を吐くその見慣れない姿にドキッとした。 墓石に刻まれた故人の名前を見たときに、以前一緒に飲んでいた時に、彼が女性の名前の付いたお酒を頼んでいたのを思い出した。 その時は、昔の彼女の名前かな、くらいにしか思わず、気にも留めなかったので、何も聞かなかった。 あれは彼の母親の名前だったのだ。 その後、夜景の綺麗な温泉に連れていってもらった。 その行く道すがらに、彼は一枚の名刺くらいの大きさの紙を見せてくれた。 それね、母親が行きたいって言ってたそば屋の名前と地図なんだ。母親が書いたものなんだけど。こないだ、車の中を片付けていたら出てきたんだ。 そうなんだ。 実家に帰ると車で出掛けることが多かったから、母親と話をするのは、車の中が多くて、それで出てきたみたい。じゃあ、次に帰ってきたときに行こうかって言ってたら、母親がいなくなってしまったから、行けなかったんだ。 …そっかぁ。 今は母親が生きていたときと違って小さい車に乗っているから、もしも母親が生きていたら、「あんた、図体がでかいのに、こんな小さな車に乗って!」って言われるだろうなぁ。 彼の母親は、病気で亡くなったということは聞いていたが、突然の別れであったことを聞いたのは初めてだった。 以前彼は、両親からあまり可愛がられずに育ったといい、母親が亡くなった時も、それほど悲しくはなかったと話していた。 しかしそれは強がりのようなもので、未だ彼は、儚い母親の影を追い求めているような気がした。 胸が締め付けられる思いがした。 その後、温泉に浸かりながら、夜景を見下ろした。彼の育った街が、眼下に広がっていた。 浴場は分かれてしまうため、一緒に見ることはできなかったが、今彼は、どんな思いでこの夜景を見ているのか、考えてみたりした。 温泉から出てくると、待ち合わせ場所には既に彼がいた。私がいちご牛乳を手渡すと嬉しそうに受け取った。 夜景どうだった? すごくキレイだったよ。ずっと見てた。 そっかぁ、それならよかった。 それから、東京に戻った。
by kobo_natsu_105
| 2008-05-18 19:40
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